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社会・全般
2019年7月3日(水)8:55

地元産品の優先使用を

伊良部商工会が市に要請/奨励月間ちなみ


下地市長(中央)に要請文を手渡す大浦会長(左から3人目)=1日、市役所平良庁舎

下地市長(中央)に要請文を手渡す大浦会長(左から3人目)=1日、市役所平良庁舎

 市伊良部商工会(大浦貞治会長)は1日、下地敏彦市長に市で使用する物品などについては地元産品を優先使用することや、公共工事には地元企業を優先することを求める要請を行った。市民にも「地元産優先」の意識の高揚を図るよう訴えた。7月の「県産品奨励月間」にちなんだもの。

 市役所平良庁舎で行われた要請で大浦会長は「地域中小零細企業は、技術力や資本蓄積の不足などで、大企業と比較して不利な状況にある」などと指摘。その上で「商工会会員も生産技術及び品質向上を図る努力をしていく」と述べ、地元産品と企業の優先使用に配慮を求めた。

 要請を受けた下地市長は伊良部大橋橋詰め広場で観光拠点施設の整備が進んでいることや、下地島空港ターミナルが開業したことなどを挙げ「これから観光客がますます増える、新商品を開発し売り込んでほしい。市も協力していきたい」と話した。


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