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社会・全般
2019年7月4日(木)8:55

丸い目が愛らしく/リュウキュウアオバズク

ベランダで2羽


丸い目をぱちり開け、元気に育つひな=3日、市内の公共施設のベランダ

丸い目をぱちり開け、元気に育つひな=3日、市内の公共施設のベランダ

 市内の公共施設2階ベランダで2日、フクロウの仲間のリュウキュウアオバズクのひな2羽が確認された。近くの樹木では親鳥が天敵が近づかないように見張りを強化。ひなは愛らしい丸い目をぱちりと開け、親鳥の愛情をたっぷり受けて健やかに育っている。

 公務員の男性職員(43)が2日、ベランダを掃除中に見つけた。男性は掃除を中断し、ひなが巣立ってから実施することにした。

 男性は「親鳥はコンクリートベランダに営巣し、卵2個を産んだと思われる。ひなは元気にふ化したが、誰も気付かなかった。偶然にひなを発見したので、巣立つまで職員たちと一緒に見守りたい」と話した

 親鳥の頭部はマスクをかぶったように黒い。卵からかえったひなは全身白っぽい。成長するにつれて毛が生え替わり、暗褐色の模様が目立つようになる。成鳥は全長29センチ。

 フクロウは夜行性。親鳥はひなを育てている時は、街灯に集まる昆虫を空中でキャッチし、その昆虫を運んでひなに与えたりする。

 巣立ったひなは、親鳥から餌をもらうために木の枝で過ごし、餌の取り方を学習する。親子で並ぶ姿はほほ笑ましい。ひなが自分で餌を取るようになるといよいよ独り立ちだ。

 奄美大島以南の南西諸島に留鳥として、一年中生息する。


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