04/29
2024
Mon
旧暦:3月21日 大安 癸 
イベント
2019年7月22日(月)8:59

西軍6連勝「大漁」へ/宮古島夏まつり

東西大綱引きに市民熱気


掛け声に合わせて綱を引く市民ら。西軍が勝ち大漁が約束された=21日、市公設市場前交差点

掛け声に合わせて綱を引く市民ら。西軍が勝ち大漁が約束された=21日、市公設市場前交差点

 宮古島夏まつり2019(主催・同実行委員会)の最終日の21日、伝統の東西大綱引きを市公設市場前交差点で行った。多くの市民らが参加して大綱を引き合った結果、西軍が勝利して向こう1年の大漁が約束された。西里、市場、下里の3通りは歩行者天国となったほか、ステージではミス宮古島の発表会やフラダンスなどが披露された。祭りは大盛況のうちに幕を閉じた。

 大綱引きでは3本勝負の1本目は西軍が少しずつ引き寄せると、そのままの勢いで引き切って先勝。2本目は東軍が粘って1勝1敗に持ち越した。勝負を決める3本目は西軍の勢いが復活。一気に引き寄せ6連勝を果たした。綱頭を乗せたみこしが何度も宙を舞い、勝利を祝った。

 西軍の綱頭を務めた狩俣青年会の上里征志さん(31)は「みこしの上は最高に気持ち良かった。一緒に綱を引いてくれた多くの皆さんに感謝したい。大綱引きは市民も観光客も一つになれる。この素晴らしい伝統を守りたい」と喜びを語った。

 ステージは「フラガールズ甲子園」に出場する宮古高校フラダンス同好会の華麗な舞で幕を開けた。宮古島をPRするガールズユニット「パニパニ×パラダイス」は歌とダンスで会場を盛り上げた。

 関係者による鏡開きも行われ、下地敏彦市長、下地義治実行委員長、豊見山健児宮古島観光協会長らがたるを割り、景気付けた。

 綱引き終了後は多くの参加者が、縁起物とされている小綱を短く切って持ち帰った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!