12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
教育・文化
2019年8月1日(木)8:57

小6は全教科で全国上回る/全国学テ

中3は全国最下位


全国学力テスト

全国学力テスト

 【那覇支社】文部科学省は31日、今年度の全国学力・学習状況調査(全国学テ)結果を発表した。小学6年では国語、算数とも県内の正答率が全国平均を上回る一方で、中学3年は国語、数学のほか今回初めて実施された英語でも全国平均を下回り、全国最下位を脱することができなかった。

 県内小学6年の正答率は、国語が68/%と全国平均の63・8%を4・2ポイント上回った。昨年度は国語で全国平均を0・7ポイント下回っていたことから、大幅な改善といえる。算数の正答率も68%で、全国平均の66・6%を1・4ポイント上回った。小6の算数が全国平均を上回るのは6年連続。

 中学3年の正答率は、国語が68%で全国平均を4・8ポイント下回った。数学は53%で全国平均を6・8%、英語は50%で全国平均を6・0%それぞれ下回る結果となった。

 現在の形で調査が始まった2007年に、中学3年の国語が全国平均を7・6ポイント、数学は13・9ポイント下回っていたことを考えれば、13年間で全国との差は縮小したといえる。ただ、過去5年間だけをみれば、中学3年の国語は全国平均を4~5ポイント、数学は6~8ポイント下回る傾向を続けている。

 県教育委員会の平敷昭人教育長は「これまでの『授業改善』に重点を置いた学力向上の取り組みが着実に定着していると捉えている。主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を推進していく」とコメントした。

 今年度の全国学力・学習状況調査は4月18日に実施している。県内では、公立小学校262校の6年生1万5350人と公立中学校145校の3年生1万4042人が参加した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!