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教育・文化
2019年8月4日(日)8:58

砂川、石川さ んがカナダへ出発/海邦養秀ネットワーク事業


「海邦養秀ネットワーク構築事業」でカナダへ出発した沖大1年の砂川周さん(左)と、石川作実さん(宮高2年)=3日、那覇空港

「海邦養秀ネットワーク構築事業」でカナダへ出発した沖大1年の砂川周さん(左)と、石川作実さん(宮高2年)=3日、那覇空港

 【那覇支社】夏休みの期間を利用して県内の若者を海外の県人会へ派遣する「海邦養秀ネットワーク構築事業」の出発式が3日、那覇空港で行われ、大学生2人、専門学校生1人、高校生7人の計10人が元気良くカナダへ出発した。宮古関係では、宮古出身の砂川周さん(沖縄大学1年)と、石川作実さん(宮高2年)が参加している。現地滞在期間は11日まで。

 同事業は、ウチナーンチュ同士のネットワークを継承、発展させるため、「第4回世界のウチナーンチュ大会」(2006年開催)を契機に07年から実施されている。これまで、海外7カ国13都市に128人が派遣された。

 出発式では、山城貴子県文化スポーツ統括監が「カナダは来年、移民120周年の節目を迎える。先人たちは、いくつもの苦難を乗り越え、遠く離れた異国の地で生活基盤を築き上げてきた。現地県人会や県系人のたくましさや、沖縄への熱い思いに触れる絶好の機会。ホームステイ先の家族と結んだ絆や、県系人の若者たちとの友情は、かけがえのない財産になると思う」と激励した。

 「海外や国際系の職業に興味がある」という砂川さんは、宮高を卒業し、現在は沖大国際コミュニケーション学科所属。式典では、「ホームステイ先に1人で訪問することになっているが、その分、周りよりチャンスが多くあると感じている」と力強く意気込みを述べた。

 また、「将来は沖縄の医療に貢献する人になりたい」と話す石川さんは、式典で「事前研修で、沖縄に住みながらも沖縄のことを知らないなと気づいた。(カナダでは)宮古のことも、たくさん伝えていけたら良いなと思っている」と語った。


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