12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
教育・文化
2019年8月4日(日)8:56

家族自慢の土鍋完成/市教委文化講座

7組20人が焼き物体験


土器を焼いて作品を完成させた参加者の皆さん=3日、市文化財資料室

土器を焼いて作品を完成させた参加者の皆さん=3日、市文化財資料室

 市教育委員会の文化講座「土器焼き体験」が3日、城辺公民館隣の市文化財資料室前で開かれ、参加親子ら7組20人が焼き上げる作業を行い、それぞれ自慢の土鍋を完成させた。

 講座は2019年度地域の特色ある埋蔵文化財公開活用事業の一環。7月20日に1回目が開かれ、このときは参加者が粘土をこねて土鍋の成形作業を行った。

 2回目の3日は、焼きの作業を体験した。講師で恩納村教育委員会の崎原恒寿さん、宜野湾市教育委員会の伊藤圭さんの指導を受けながら大小さまざまな土器を焼き上げ、家族それぞれ自慢の鍋を完成させた。

 城辺小学校5年の平安山英劉(える)君は手のひらサイズの鍋を造った。「お母さんと一緒に造り、自分なりに上手にできたと思います」と感想。苦労したのは成形作業といい、「難しかったけどできた。これにご飯を入れて食べたい」と笑顔で話していた。

 今回の講座は、遺跡の発掘調査で最も多く出土する遺物が土器であることを踏まえて開いた。参加親子に宮古島の過去の文化を考えてもらうことが狙い。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!