12/14
2025
Sun
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
教育・文化
2019年8月9日(金)8:58

初めて全国平均上回る/全国学テ小学国語

宮古島市「取り組みの成果」


 小学校6年生と中学校3年生を対象にした2019年度全国学力・学習調査(全国学テ)で宮古島市は小学国語で初めて全国平均を上回った。ほかの教科でも今回初実施の中学英語以外は、県が目標とする全国平均との差5ポイント以内となっていることから、市教育委員会では「これまでの取り組みの成果が表れている」と評価している。

 全国学テは前年まで国語、算数(数学)ともに基礎基本と活用のAB、2パターンで実施していたが今回から統合した形に変わった。中学英語は今回初めて実施された。

 市の平均正答率は小学国語で64%(県68%、全国63・8%)、小学算数は64%(県68%、全国66・6%)、中学国語は68%(県68%、全国72・8%)、中学数学は55%(県53%、全国59・8%)、中学英語は49%(県50%、全国56・0%)だった。

 全国との差は小学国語がプラス0・2ポイント、小学算数がマイナス2・6ポイント、中学国語と中学数学がマイナス4・8ポイント、中学英語がマイナス7・0ポイント。前年(AB合算値)と比べると小学国語が2・4ポイント改善、小学算数は1・6ポイント拡大、中学国語は0・65ポイント拡大、中学数学1・7ポイント改善した。

 市教委学校教育課の砂川栄作指導主事は「正答率は小学校では14年度から、目標とする範囲に落ち着いている。中学校でも近年その範囲に到達している。これまでの授業改善の取り組みの成果。中学英語は初めての実施だったので結果を分析して改善につなげたい」と話した。

 併せて実施した意識や学習環境などのアンケート調査の中で、英語や外国人が日ごろの身近な生活環境にある生徒の正答率が高かったことから、「社会環境とも関連付けながら、授業改善を考えることも必要ではないか」と指摘した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!