12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
教育・文化
2019年8月25日(日)8:56

新商品の可能性探る/池間中生徒

総合学習 島の素材活用


発表後、質問を受ける参加者(左)=24日、池間小中学校

発表後、質問を受ける参加者(左)=24日、池間小中学校

 総合的な学習の時間の一環で、池間小中学校(与那覇淳校長)は24日、「島に仕事をつくる~シマの素材を使った商品開発の実践~」をテーマに商品開発企画会議・発表を行った。5班がそれぞれ野草などを材料にした新商品名、新商品の実現可能性、社会的な意味などを堂々と発表した。参加した生徒13人は、今回の取り組みで大きな自信と意欲を身に付けた。

 この学習には、企画・コーディネートを行うヤラブの木(三輪智子代表)のほかに、海洋教育基盤研究プロジェクト研究(研究代表者・小玉重夫東京大学大学院教授)の関係者、東大附属中学校出身者らが全面的に協力した。

 最後に発表した5班は「商品名は『いけタピ』。作り方はミルクと島バナナを混ぜてシェイクを作り、その中にタピオカを入れる商品」と紹介した。

 実現可能性については「生産量は観光客の客数に合わせて作り、足りない場合は700本限定で販売する」と提案した。

 社会的な意味については「国産のタピオカ粉を使って、タピオカを手作りしているタピオカ店は日本初になるのでは。タピオカ作り体験などのツアーもできるから島の魅力となる。新しい仕事ができる」と結んだ。

 各班の発表後は、参加者から大きな拍手が送られた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!