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教育・文化
2019年10月27日(日)8:59

宮高軽音楽部が2連覇/県高校総合文化祭軽音楽部門

今年のテーマは「挑戦」


2連覇を果たした宮高軽音楽部のメンバー=26日、沖縄市のミュージックタウン音楽広場

2連覇を果たした宮高軽音楽部のメンバー=26日、沖縄市のミュージックタウン音楽広場

 【那覇支社】第43回県高校総合文化祭軽音楽部門(第2回ガクアルFESTA高文連軽音楽コンテスト)が26日、沖縄市のミュージックタウン音楽広場で開催され、宮高軽音楽部が団体バンドの部で2連覇を果たした。リーダーの上原愛姫さん(2年)は「うれしい。2連覇は無理かもしれないと思ったが、無事にトロフィーを取り戻せた。『さすが宮高』と言われる演奏をしていきたい」と語った。

 同部が、今年のテーマとして掲げたのは「挑戦」。曲目では「タマシイレボリューション」と「何度でも」を選択した。選曲について、上原さんは「宮高は先輩方が優勝している。『常に挑戦者でいたい』という思いや、壁にぶつかったときに挑戦し続ける『あきらめない心』を表現した」と話した。

 また、練習で重視した点として、瑞慶山義愛さん(2年)は「テーマに添ってメンバーのイメージを統一するため、一人一人が感じたイメージを共有した上で話し合い、ステージでの表情を決めていった」と力を込めた。

 同部顧問の波平貢司教諭は「生徒たちにヒントを与えながら、部員主体で挑戦させる意識でステージを作り上げた」「優勝は、部員の力で勝ち取ったもの。(結果もうれしいが)与えられたヒントを、生徒たちが考えて主体的に挑戦できた過程が自分としてはうれしかった」と語った。

 このコンテストは、県高校文化連盟軽音楽専門部と、沖縄の高校生向けに進路情報誌を発行しているガクアル(宜野湾市)で構成する実行委員会が主催している。

 会場には、県外の専門学校や短大などのパンフレットが自由に持ち帰ることができるよう並べられているほか、賛同する専門学校などが出展するコーナーもあり、音楽を楽しみつつ進路も考えることができるようになっていた。

 団体バンドの部には19校38バンドが出場した。


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