05/01
2024
Wed
旧暦:3月23日 先勝 乙 
社会・全般
2019年11月2日(土)9:00

開館30周年で記念式典/市総合博物館

くす玉で節目を祝う/延べ40万人超が入館


(右から)宮國教育長、下地市長、佐久本議長、下地会長がくす玉を割って祝福した=1日、市総合博物館

(右から)宮國教育長、下地市長、佐久本議長、下地会長がくす玉を割って祝福した=1日、市総合博物館

 市総合博物館(平良恵栄館長)は1日、同館正面入口で開館30周年記念式典を催した。下地敏彦市長らがくす玉を割って祝い、30年の歩みを振り返った。市は、今年度より新総合博物館建設に向けて作業に着手しており、今後用地を選定し、2025年度の完成を目指している。

 市総合博物館の前身は1979年に開設された平良市歴史民俗資料館。89年11月には新たに自然史資料を加え、平良市総合博物館として開館した。2005年の市町村合併により宮古島市総合博物館と名称を変更した。

 30年間の入館者数は延べ40万人を超え、収蔵資料は約2万3000点を数える。

 式典のアトラクションでは、市総合博物館友の会会員の與那城美和さんが「正月アーグ(歌謡)」の歌詞一部を歌い上げた。

 下地市長、市議会の佐久本洋介議長、市教育委員会の宮國博教育長、市総合博物館協議会の下地和宏会長の4人がくす玉を割るひもを引くと、参加者から大きな拍手が起こった。

 開式の冒頭、下地市長は、新総合博物館の完成に向け「博物館の一層の充実強化を図り、市民に開かれた施設として整備、拡充を進めていく」と決意を新たにした。

 宮國教育長は「これからの博物館『知産知承』が強く求められている。知を掘り起こし、知を創造し、知を共有し、継承し発信していくということです」と強調した。

 次いで佐久本議長、下地会長が祝辞を述べ、市総合博物館の役割の充実に期待を込めた。

 式典終了後、全員が同日から始まった30周年記念特別展示「宮古の宝 30選展」を心ゆくまで鑑賞した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!