04/28
2024
Sun
旧暦:3月20日 仏滅 壬 
社会・全般
2019年11月13日(水)9:00

来年4月に供用開始/伊良部大橋橋詰め広場

新たな観光施設に期待/指定管理者、愛称公募へ


伊良部大橋橋詰め広場と市伊良部大橋観光拠点施設のイメージ図

伊良部大橋橋詰め広場と市伊良部大橋観光拠点施設のイメージ図

 来年4月の供用開始に向けて伊良部大橋橋詰め広場の工事と、市伊良部大橋観光拠点施設の工事が同大橋伊良部島側のたもとで着々と進んでいる。同広場の整備は県が実施し、その中でレストラン等が入る観光拠点施設の整備は宮古島市が実施している。市では現在、同施設の指定管理者を公募中(15日まで)で来年の市議会3月定例会で指定管理者を決定し、4月からの供用開始を目指している。また、同施設の愛称についても今後、公募して決定することを検討している。

 現在、県が進める同広場の工事については造成工事が完了。現在は、あずまや、駐車場などの工事を発注して作業を進めている。

 屋外トイレについてはこれまでに発注して入札をかけたが不調となっており、供用開始は来年4月以降になる見通し。

 市が整備を進めている観光拠点施設については、今年度末に工事を終える予定で、建物の現在の進捗(しんちょく)率は10月末現在で52・96%となっている。

 公募終了後、市では応募してきた企業の書類チェックを行い、12月に予定されている選定委員会で指定管理候補者を決定。来年の市議会3月定例会に候補者を提案して指定管理者の決定を目指すとしている。

 また、同施設の愛称について、市役所内で決めずに伊良部島小学校・中学校の児童生徒を対象に募集し、決定する予定となっている。

 同施設の延べ面積は546平方㍍。1階部分が売店(130平方㍍)で、そのほかにも事務室、給湯室などが設置される。

 また、2階部分は、美しい海と伊良部大橋、宮古本島を眺めながら食事ができる座席数80席のレストラン(125平方㍍)となっている。

 そのほか、橋詰め広場(施設延べ面積6967平方㍍)には、50台(大型バス4台、障がい者用2台含む)分の駐車場やイベント広場、眺望広場、展望広場、あずまやなどが設置される。

 市役所伊良部支所の上地成人支所長は「新たな宮古の観光拠点施設として多くの観光客に喜んでもらえる場所になると思う」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!