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社会・全般
2019年12月11日(水)8:58

ヘリで雄大な自然満喫/日本ヘリシス

オーシャンズリゾート離発着/下地市長「感動の連続」


ヘリ遊覧飛行体験は関係者が見守る中で実施された=10日、城辺のオーシャンズリゾート

ヘリ遊覧飛行体験は関係者が見守る中で実施された=10日、城辺のオーシャンズリゾート

 城辺保良にあるオーシャンズリゾート(島尻千洋代表)と日本ヘリシス(本社北海道、稲田竜太代表)は事業の業務提携が完了したことで10日、オーシャンズリゾートを離発着するヘリコプター遊覧飛行体験を実施した。下地敏彦市長ら招待客を含めた約20人が、上空から眺めた雄大な自然を満喫した。

 市との防災ヘリ支援協定などを視野に入れた初の試み。ヘリは来年から常駐し、4月から本格的な運用を開始する。行政と地域との協力の下、基本的な営業活動は遊覧飛行とされる。宮古島の観光発展や地域貢献に果たす役割は大きい。

 被災地での救援物資輸送、ドクターヘリ、行方不明者の捜索などの活動も展開する。

 ヘリはパイロット2人と乗客3人の計5人が搭乗できる。この日のヘリ遊覧飛行体験は数回に分けて実施された。

 体験を終えた下地市長は「ヘリから眺めた海と陸とのコントラストが美しかった。感動の連続だった」と声を弾ませた。

 同じく搭乗した宮古島商工会議所の下地義治会頭は「上空から見下ろした風景は絶景だった。楽しかった」と大満足の様子で語った。

 ヘリの魅力を体験した宮古島観光協会の平良勝之副会長は「友人や知人に宣伝する価値は大きい」と感想を話した。

 社会貢献の一環として、15日午前9時から遊覧飛行体験を実施する。小学1年生以上が対象で、抽選で限定40人。

 問い合わせは、オーシャンズリゾート(電話77・8012、担当・宮城さん)へ。


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