12/07
2025
Sun
旧暦:10月17日 友引 己 
社会・全般
2020年1月20日(月)8:56

「島出身に誇り持って」/友利さん講話

未来創造セの開館記念で


笑顔で講話する友利さん

笑顔で講話する友利さん

 市未来創造センターの開館記念文化講演会が18日、同センター多目的ホールで開かれた。宮古島出身で医師の友利新さんが講師を務めた。友利さんは「いつか宮古のためになる人に」と願った父の言葉を胸に努力したことを説明。宮古の教育環境が整っていることや情報格差が少なくなったことを挙げ、「宮古にいることはハンディではない。宮古から世界に羽ばたける。島出身であることに誇りを持って」と次世代の活躍に期待した。

 友利さんは父から「勉強して得た知識だけは誰にも盗まれない。それは大きな財産になる。どんな時でも勉強しなさい」と金言を受けていたという。

 高校2年までは弁護士を目指していたが、病気を患って女性医師と出会ったことで医学の道を志した。大学1年時には勉強について行けず、留年ギリギリだったことを明かし、恩師の温情と期待に応えようと猛勉強したことを紹介した。

 会場からは「勉強で辛いことがある時、どのように乗り越えるのか」と質問が上がり、友利さんは「短い期間でちょっと頑張れば達成できる目標を作ること。達成したら自分にほうびをあげる。それをコツコツ続けて最終的な目標に到達してほしい」と助言を送った。

 友利さんは、東京女子医科大学卒。同大学病院の内科勤務を経て皮膚科へ転科した。また、2004年には準ミス日本に選ばれた。テレビや雑誌など各メディアで活躍。美容や健康に関する著著も多数ある。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!