12/07
2025
Sun
旧暦:10月17日 友引 己 
社会・全般
2020年1月21日(火)8:57

川満、藤本さん厚労大臣表彰

下地市長が伝達
戦没者遺族援護事業で功労


下地市長(中央)から表彰状の伝達を受けた川満さん(右)と藤本さん=20日、市役所

下地市長(中央)から表彰状の伝達を受けた川満さん(右)と藤本さん=20日、市役所

 昨年12月に戦没者遺族援護功労者として、厚生労働大臣表彰を受けた川満俊夫さん(市戦没者遺族会会長)と藤本栄一さん(城辺地域遺族会会長)に対する表彰伝達式が20日、市役所平良庁舎で行われた。下地敏彦市長が2人に対して表彰状と記念品を手渡した。


 下地市長は「遺族の方々に対する2人の貢献は大きなものがある。戦後70年以上が過ぎたが、平和を大切にする思いが衰えることはない。市長としてもその功績に感謝するとともに、これからも遺族のために頑張ってもらえればありがたい」と感謝した。

 受賞について、川満さんは「思いがけない受賞であり、とてもありがたい。しかし、遺族会は年々その維持が厳しい状況になっている。今後については市とも相談しながらいろいろな課題に対応していきたい」と話した。

 藤本さんは「遺族のために長い間活動してきて、こうして表彰されることを重く受け止めている。これからも遺族のために自分ができることを頑張っていきたいという思いが強くなった」と笑顔で話した。

 75歳の川満さんは、2003年から現在の平良地域遺族会の会長を務め、11年からは市戦没者遺族会会長。そのほかにも、県遺族連合会理事や評議員として組織運営に携わり、県戦没者遺族相談員としても活動していることなどが認められた。

 91歳の藤本さんは、1974年から2014年まで城辺町遺族会として慰霊祭を毎年開催。戦没者の慰霊を長年行った。また15年以降は城辺地域遺族会の会長として戦没者の慰霊を行った。また、城辺町出身の軍人軍属等の慰霊碑建立にも尽力した。

 伝達式には下地律子福祉部長らも同席し、2人の功績をたたえるとともにさらなる活躍にも期待を寄せた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!