12/15
2025
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
社会・全般
2020年1月22日(水)8:59

市博物館 入館者数1万7000人

1月時点で前年度超え/企画展、ツアーコース好評


入館者が大幅に増加し、3度目の2万人台に期待が高まる市総合博物館=21日、市総合博物館

入館者が大幅に増加し、3度目の2万人台に期待が高まる市総合博物館=21日、市総合博物館

 市総合博物館(平良恵栄館長)の2019年度入館者数が今月19日現在で1万7051人となり、すでに昨年度1年間の総数1万5228人を超えた。今後も順調に推移すれば1989年の開館以来3度目の2万人を超える可能性もあるとしている。また、開館から30年間の入館者数も今年度で40万人を突破している。

 同館の入館者数は、開館した翌年度の90年度と91年度に2万人を超えたが、その後は減少傾向で推移してきた。

 その後は、1万人を下回る年度もあったが、企画展などに力を入れるなどの取り組みで2016~18年度は1万4000~1万6000人台で推移していた。

 19度は、夏場の企画展が好評で一気に入館者を増やしたほか、11月からは大手旅行会社のツアーコースに博物館が組み入れられ、11、12月とも入館者数は1600人台で推移している。

 そうした影響もあり19年度は、今月19日現在で25年ぶりに1万7000人台を突破している。

 入館者の大幅増について、平良館長は「今年度は昨年11月から大手旅行会社のツアーのコースになったほか、昆虫展などの企画展にも多くの来場があった。また、各学校の授業の一環で多くの子供たちが来館したことなども影響していると思う」と話した。

 今後も24日から第36回企画展「平成29・30年度新収蔵品展」を予定しているほか、現在の大手旅行会社のツアーも継続していくことから、3度目の2万人台にも期待が高まっている。

 平良館長は「次年度もサシバ展など趣向を凝らした企画展を計画しており、これまで以上に入館者が楽しめる博物館にしていきたい」と意欲を示した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!