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政治・行政
2020年1月24日(金)8:59

旧郡部5施設も管理委託/市教委

4月から市スポーツ協に/「利用者の利便性確保」


市スポーツ協会に管理委託が予定されている城辺陸上競技場

市スポーツ協会に管理委託が予定されている城辺陸上競技場

 市教育委員会(宮國博教育長)は旧郡部の体育施設5カ所を新年度から宮古島市スポーツ協会(砂川恵助会長)に管理委託する。委託するための議案を市議会3月定例会に提案する。委託期間は4月から2022年3月までの2年間を予定している。

 市教委はすでに所管する市陸上競技場、市総合体育館、市民球場、平良多目的屋内運動場、多目的前福運動場を指定管理者制度で市スポーツ協会に管理を委託している。

 今回、管理委託を追加するのは城辺陸上競技場、城辺トレーニングセンター、下地体育館、上野陸上競技場、上野体育館の5カ所。城辺球場、下地陸上競技場、下地野球場、伊良部陸上競技場は社会教育施設ではなく、都市公園となっており所管が建設部のため、含まれない。

 旧郡部の体育施設の管理委託については市陸上競技場などの委託時に検討されたが、利用者の受付窓口が1カ所に集約され、遠方の利用者に不便を来すのではないかとの懸念があり、見送られた経緯がある。今回は旧郡部の施設に人員が配置可能な委託料を検討しており、宮國教育長は「管理委託によって市民サービスが低下してはならない。利用者の利便性は確保する」と話した。

 市スポーツ協会の砂川会長は「総合体育館が使えない状況なので上野や下地の体育館の使用頻度が高くなっている。協会が管理することで、大会の割り振りなどもしやすくなる。総合体育館の建て替えが2年後に始まる予定だが、工事期間中は他の体育館の使用が多くなるだろう」と期待している。


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