04/29
2024
Mon
旧暦:3月21日 大安 癸 
社会・全般
2020年1月31日(金)8:59

量販店からマスク消える/新型肺炎

売り切れ続出 市民生活にも影響


入り口前に設置された陳列台からマスクは消えていた=30日、市内のドラッグストア

入り口前に設置された陳列台からマスクは消えていた=30日、市内のドラッグストア

 新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大は、宮古島の市民生活にも影響を及ぼし始めている。市内のドラッグストアなどでマスクの売り切れが続出。入荷が少ない上、入荷後もすぐに品切れになる状況が続いている。宮古では、中国からの大型クルーズ船の寄港中止が相次ぐなど、いまだに収束する気配がない中で今後、どのような影響が出てくるのか各方面の不安が高まっている。

 平良松原の店舗によると、、感染拡大の報道が多くなった1週間前から購入が一気に増えたという。

 中国からの観光客らが大量に購入していたため、地域住民に行き渡るようにするため、1人2個までと購入制限を始めたが入荷している10種類はすでに完売した。

 30日に1種類入荷したが、それでもすぐに品切れになるという。

 別のドラッグストアでも陳列台からマスクの商品は消えていた。「品薄状態が続いており、入荷状況は店員に確認してほしい」などと張り紙していた。

 マスク以外に新型肺炎の影響で、購入が増えているのは消毒用スプレー。陳列台には2~3個残っているだけだった。

 買物客の男性は「小さいサイズしか残ってないので、買うかどうか迷った。ないよりはあった方がいいので数個購入したい」などと話していた。

 新型肺炎をめぐっては、島内でも防疫体制や対応策について動きが生まれており、31日には平良港保安委員会(委員長・下地敏彦市長)による会合が開催され、情報を共有するとともに連絡体制の構築等を行うとしている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!