12/17
2025
Wed
旧暦:10月27日 赤口 己 
産業・経済
2020年2月5日(水)8:59

アーサ収穫が本格化

西原アーサ生産部会/今期6トンを見込む


収穫されたばかりの養殖アーサはトラックに積み込まれ宮古島漁協の施設に運ばれた=4日、平良の大浦船だまり

収穫されたばかりの養殖アーサはトラックに積み込まれ宮古島漁協の施設に運ばれた=4日、平良の大浦船だまり

 西原アーサ生産部会(仲間政宗代表、会員5人)による大浦湾での養殖アーサ(ヒトエグサ)収穫が1日から本格化し、4日までに計約800キロを水揚げした。会員で最初に収穫を始めた楚南幸博さん(68)は「アーサは上質だ。今後の冷え込み次第で豊作が期待できる」と予想した。

 昨年9~10月に養殖網に種付けし、11~12月に沖出しをし、特定区画漁業権が設定されている区域内で養殖されている。

 会員1人当たりの養殖網枚数は約200枚。1枚の長さは18メートル、幅1・8メートル。

 西原アーサ生産部会だけで今期の収穫量は6トンを見込む。上質のキロ単価は700円、それ以外は500~600円で推移している。昨年並みの取引価格とされる。

 2月末から収穫ピークに入り、4月に終了予定。

 養殖中の網にはアーサがびっしりと生育し、船上から特殊な機械を使って網を巻き上げながら収穫する。網に付着した砂などはジェットポンプの高速水で除去している。

 集荷したアーサはトラックに積み込まれ、宮古島漁業協同組合へ運ばれる。アーサは洗浄後、1月からフル稼働中の鮮度保持施設に保管され市場へ出荷される。

 楚南さんは「収穫作業は5人でやっており、今週いっぱいで1トン以上を収穫したい」と計画を打ち明けた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!