12/18
2025
Thu
旧暦:10月29日 友引 辛 
社会・全般
2020年2月6日(木)8:56

農道沿いに大量不法投棄/家庭ごみなど、軽トラ2台分

職員10人が約1時間半かけて拾い集めたごみは軽トラックの2台分に上った=5日、平良西里の「農道3号」

職員10人が約1時間半かけて拾い集めたごみは軽トラックの2台分に上った=5日、平良西里の「農道3号」

 平良地区の農道沿いの造林地に、大量の不法投棄ごみが見つかった。管理している市みどり推進課(根間正三郎課長)の職員らが5日、撤去作業を行い、軽トラック2台分のごみを拾い集めた。この場所は不法投棄が後を絶たず、同課では「不法投棄は犯罪ということを認識してほしい」と話している。不法投棄は5年以下の懲役、もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方を科せられる。

 不法投棄が見つかったのは、平良西里のJAおきなわ宮古地区本部北側の「農道3号」沿い。

 約500㍍にわたり、紙おむつなどの一般の家庭ごみや車のタイヤ、テレビ、扇風機、ラジカセ、バイクのシート、空き缶、ペットボトルなど多岐にわたって捨てられている。

 造林地にはフクギやテリハボクが植えられており、ごみは、育林のために行われる下草刈りの際に見つかった。

 下草刈りは年2回実施されており、そのたびに不法投棄が確認されるという。

 農道は、車同士がすれ違うにはぎりぎりの幅だが、県道号線から市内に抜ける「裏道」として車の行き来が多い。

 ごみは道路沿い両側に捨てられており、車道に落ちているごみもあることから、多くが走行中に車の中から投げ捨てられたものとみられる。

 根間課長は「下草刈りをするたびにごみが後から後から出てくる。エコの島を宣言し、自然環境保全を訴えているはずだが一向に不法投棄が無くならない」と市民のモラルやマナーの低下を嘆いている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!