ジャガイモ豊作に笑顔

施設利用者と園児たちが協力し合いながらジャガイモ掘りを楽しんだ＝６日、あけぼの学園の農場

　障がい者支援施設と障がい児入所施設の併設型施設「あけぼの学園」（平良吉昭園長）のジャガイモ掘り体験（収穫祭）が６日、同園の農場で行われ、施設利用者11人が招待されたひよどり保育園の園児17人と一緒に、大きく育ったジャガイモを収穫し、豊作を喜んだ。

　このジャガイモは、昨年11月に施設利用者が植え付け、これまで水やりや草取りなどを行ってきた。

　園児たちは、大きなジャガイモを土の中から掘り出すたびに「すごい、おっきい」と大喜び。その姿に施設利用者も笑顔になり、一緒に楽しい時間を過ごした。

　平良園長は「この取り組みは地域交流の一環で実施している。利用者も園児たちも笑顔になって喜んでいるので開催して良かった。これからも継続して開催していきたい」と話した。

　この日収穫したジャガイモは、収穫に協力してくれた園児たちにプレゼントしたほか、施設内ではこの日の昼にポテトチップスなどにしてその味を楽しんだ。