12/06
2025
Sat
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2020年2月22日(土)8:56

不法投棄防止で看板設置/市、頻繁発生箇所に15枚

不法投棄を防止する看板を設置する市みどり推進課の職員=21日、平良西里の「農道3号」

不法投棄を防止する看板を設置する市みどり推進課の職員=21日、平良西里の「農道3号」

 市は21日、不法投棄防止を呼び掛ける看板を道路沿いに15枚設置した。不法投棄が頻繁に発生している箇所で、市では「「不法投棄は重大な犯罪行為。絶対にやめてほしい」と話している。

 看板は縦40㌢、横90㌢で「お願いだからここにゴミを捨てないでね」と書かれている。

 設置箇所は、平良西里の盛加公民館沿いの約2㌔。この道路は車同士がすれ違うにはぎりぎりの幅だが、県道78号線(平良・城辺線)の鏡原付近から市内に抜ける「裏道」として車の行き来が多い。

 道路沿いには市が管理する造林地が広がっており、フクギやイヌマキ、テリハボクが植えられている。雨水を吸収して水源を保つ、水源涵養(かんよう)林の役目も果たしている。

 市は造林地の下草刈りを年2回実施しているが、そのたびに不法投棄が見つかっている。ごみを撤去した翌日に、再び不法投棄が確認されたこともある。

 看板を設置した市みどり推進課の根間正三郎課長は「看板の文言は命令口調ではなく、あえてお願い口調にした。私たちの気持ちが伝わり、不法投棄が無くなってくれればとの思いだ」と話した。

 この日は看板設置と並行して、不法投棄ごみの撤去作業も実施。市みどり推進課や宮古森林組合、宮古林業研究会の職員約人が参加し、約2時間かけて軽トラック4台分のごみを拾い集めた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!