第42期宮古本因坊戦
３人総当たり

　第42期宮古本因坊戦（主催・宮古毎日新聞社、主管・日本棋院平良支部、協賛・こすみ囲碁教室）の決勝リーグがきょう１日午前10時から、同教室で行われる。参加者は現宮古本因坊の池間博美六段と１次予選を勝ち抜いた知念一将六段、真栄城佑次六段、仲間勝之六段の４人を予定していたが、池間六段が都合により辞退した。

　宮古本因坊戦で知念はこれまでに４回優勝しており、実績では過去に優勝経験のない真栄城と仲間に差を付けている。知念はヨミが深く、中盤での戦いを得意とする。

　真栄城は３回目のリーグ入り。年齢は27歳と３人の中では最も若い。１次予選では過去に５回優勝している平良博彦六段を破った。若いが実力はほかの二人に引けをとらない。強い攻めが持ち味。若い世代の台頭（優勝）なるかが注目される。

　仲間六段は初のリーグ入り。初優勝を目指す。地合で先行しヨセ勝負に持ち込む碁を得意とする。仲間六段は１次予選で知念正夫六段（26期優勝者）を破っている。