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教育・文化
2020年3月2日(月)8:58

ミャーカの特徴学ぶ

市民参加し「遺跡巡検」/市教委


ミャーカを見学してそれぞれの違いを学ぶ参加者=29日、久貝ぶさぎ

ミャーカを見学してそれぞれの違いを学ぶ参加者=29日、久貝ぶさぎ

 市教育委員会は29日、遺跡巡検「ミャーカにみるグスク時代の石造技術」を開催した。約20人の市民が参加し、市内10カ所のミャーカ(墓)を見学して、それぞれの特徴や形状の違いなどを学んだ。

 ミャーカは、巨大な蓋石で覆った石棺や石室とこれを囲んで高さ約1・5~1・8メートル程度に巨石を積み上げた囲い石からできている。時代や由来などは不明な点が多い。

 同委員会の久貝弥嗣さんがガイドを務め、久松の久貝ぶさぎや伊良部のスサビミャーカ、来間のスムリャミャーカなどを巡った。

 市の指定文化財である久貝ぶさぎでは、久貝さんがこのミャーカには仲宗根豊見親の妻ウツメガの父アコーダテウヤが祭られていることや、石材は海岸部にあるビーチロックと内陸部で採石できる琉球石灰岩の2種類が確認されていることなどを説明した。

 巡検に参加した與那城美和さんは「史跡には興味があったが、近くを通り過ぎるだけでじっくり見る機会がなかった。今回、いろいろなミャーカを見ることができて良かった」と話した。


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