12/18
2025
Thu
旧暦:10月28日 先勝 庚 
政治・行政
2020年3月4日(水)8:58

補正予算案を可決/GCF活用状況も確認

市議会総務財政委


19年度一般会計補正予算案を可決した総務財政委員会=3日、市役所平良庁舎

19年度一般会計補正予算案を可決した総務財政委員会=3日、市役所平良庁舎

 開会中の市議会3月定例会は3日、各常任委員会を開き、市当局提出の2019年度一般会計補正予算案を審査し、可決した。総務財政委員会(上地廣敏委員長)では、環境保全啓発活動のために、ガバメントクラウドファンディング(GCF)を活用して集めた資金が目標額の90%超えとなる190万円に達したとする報告があった。

 市は、エコアイランド宮古島の周知と環境保全活動の啓発を狙いにGCFを活用している。ここで資金を集めて観光客に配るエコパスポートを作成する。

 エコパスポートには、市のエコアイランド宣言や自然環境に配慮したマナーなど、エコの島での過ごし方を記載。環境保全の取り組みを観光客が一目見て分かる内容に仕上げる。2万部を作成する予定だ。

 GCFの目標額は201万円。ネット上で募る寄付は一口3000円から30万円まで6通りあり、期間は3月13日まで。これを上回る金額が集まれば、エコパスポート作成以外の事業も追加して実施する。

 総務財政委員会では、補正予算案の繰越明許費補正に関連費360万円が計上されていることから、複数の委員が質問した。

 これに当局は「二つの目標金額があり、一つは201万円、もう一つは300万円がある。計上した360万円は上限額」と答えるなどして理解を求めた。

 この中で、友利克企画政策部長が現在の寄付額が190万円に達していると報告し、「まず第1段階での201万円を達成して、これに見合う事業を仕込んでいきたい」と述べた。

 同委員会ではこのほか、所管する歳入、歳出それぞれの補正予算案を審査。20年度再生可能エネルギー運営事業特別会計予算案なども含めて可決した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!