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社会・全般
2020年3月21日(土)8:54

【行雲流水】(犬や鳥の鳴き声)

 「犬や鳥の鳴き声」。頭では理解できても、実際、五感に触れたことがないのでにわかに信じがたいが、動物の鳴き声は民族によって聞こえ方が異なるという

▼例えば、犬だと日本人にはワンワンと聞こえるのに、アメリカ人にはバウアウ。中国人にはワァンワァン、ベトナム人にはゴウゴウと聞こえる。斗鬼正一氏が著書「文化人類学人間探検」で、そう述べている。無論、犬の種類が違うからではない。理由は、それぞれ子供の頃、大人たちからそう教わったことに直結する

▼日本人は、犬はワンワン、猫はニャーニャーと教わったように、それぞれの文化が独自に決め、子供たちに伝えている。そして、そう教えられると、そうとしか聞こえなくなってしまうというのが、氏の基本的な理論である

▼そう言えば、以前、名護出身で芸能研究者の宜保榮治郎先生が、その類いの話に触れて、新聞紙上で次のような逸話を残している。鳥は方言で鳴くと言われ、山バトだと大和ではホロホロ、名護ではスクドゥンピーピー、うるま市辺りではトゥドゥークイクイと鳴くとのこと

▼さて宮古だが、民俗学にも詳しかった故佐渡山先生から島の山バトの鳴き声について、教わったことがある

▼平良の山バトは、ドウードゥトゥーパリンカイドウードウトゥーと鳴くらしい。パリは畑のこと。真意の程は分からないが、言葉の違いで、微妙に異なるところが面白い。(久)


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