12/15
2025
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
社会・全般
2020年5月5日(火)18:15

新型コロナ 県専門家会議、活動再開に向け提言

「段階的な活動再開を」


段階的な活動再開案を示した新型コロナの県専門家会議=4日、南風原町の県医師会館

段階的な活動再開案を示した新型コロナの県専門家会議=4日、南風原町の県医師会館

 【那覇支社】政府が緊急事態宣言を延長したことを受け、県は4日夜、南風原町の県医師会館で新型コロナウイルス感染防止対策について議論する県の専門家会議を開いた。会議では県内の社会活動再開に向けた取り組みについて意見交換を行い、「活動再開に向けたロードマップ案」を提言した。今後、同提言を基に県が検討し、最終決定する。


 ロードマップ案では、段階的な活動再開に向けて現在の「活動自粛」から「段階的な活動再開」、「活動再開」の3段階を設定。感染経路不明の患者が7日間確認されないことなどを条件に活動自粛から段階的な活動再開に移行する。活動再開については、14日間確認されないことなどを目安とした。


 段階が変わるごとに、外出や学校、文化などの活動制限を徐々に緩めていくもので、外出については、活動自粛時は「不要不急の外出自粛」、段階的な活動再開時で「ハイリスク者への面会自粛」、活動再開時は「せきエチケット、手指衛生の推奨」などとしている。


 学校は、「休校またはオンライン授業」から、「登校日を設定して少人数授業」、「感染対策を講じて再開」へと移行し、活動再開を目指す。


 県の糸数公保健衛生統括監は会議後の会見で「感染状況を見ながら、社会活動を少し緩めて再開し、それでまた感染が広がっていくようであれば、また絞めるという形の共存して対策を組み立てるべきとの提言があった」と説明した。


 同専門家会議の委員で中部病院医師の高山義浩氏は、活動再開について「(自粛前の)沖縄の暮らしに完全に戻るということではなく、感染対策を講じた再開。せきエチケットや手指消毒を徹底することなどを含んだ活動再開になる」との見通しを示した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!