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社会・全般
2020年5月17日(日)9:00

公園に笑顔広がる/新型コロナ閉鎖解除

運動不足解消へ汗/公共施設再開後初の週末


公園には子供たちの歓声と笑顔が広がった=16日、カママ嶺公園

公園には子供たちの歓声と笑顔が広がった=16日、カママ嶺公園

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて閉館・閉鎖していた一部の公共施設や、市が管理する公園やビーチが14日に再開して初の週末となった16日、市内の公園には日常に戻ったことを喜ぶ子供たちの笑顔と歓声が広がった。運動不足を解消しようと、トレーニング器具で汗を流す市民も。営業を再開したパチンコ店などでは、感染防止策や「3密」回避を徹底しながら客を呼び込んでいる。

 パイナガマ海空すこやか公園やカママ嶺公園では、朝から親子連れが訪れ、心地良い初夏の風を受けながら、当たり前の日常が一部戻ったことを喜んでいた。

 代の主婦は「公園にいけなくなってからは子供たちもストレスがたまっていた。こうして元気に遊んでいる姿を見るとほっとする」と話した。

 子供と一緒に滑り台で遊んでいた代の男性は「子供たちは家の中で退屈な日々だったので、きょうは思う存分で遊ばせてストレスを発散させてあげたい」と笑顔だった。

 市陸上競技場トレーニング室やボウリング場、パチンコ店、ゲームセンター、インターネットカフェなどの施設も14、15日には再開した。

 同競技場トレーニング室は、密接回避のため入室は最多で10人まで▽マスク着用▽正午~午後1時、同4時~同5時は殺菌時間に当てて利用時間を制限する―などの利用条件を付けて開場している。

 同施設を管理運営している市スポーツ協会によると、再開してからの1日の利用者は10人を超える程度で制限人数には達したことはないという。マスク着用では運動しずらいことと、多くの市民は人が集まる場所を避けているためではないかと見ている。

 パチンコ店ではパチンコ台は1台おきに電源を切ったり、ボウリング場では隣の人と一定の距離を保つように声掛けするなど、各遊興施設とも新型コロナウイルスの感染予防対策に注意を払って営業を行っている。


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