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産業・経済
2020年7月9日(木)8:59

6月は2万1159人/市入域観光客数

やや回復も前年比8割減


運休していた本土直行便が再開した=6月19日、宮古空港(資料写真)

運休していた本土直行便が再開した=6月19日、宮古空港(資料写真)

 宮古島市への6月の入域観光客数は2万1159人で、前年同月比で8万7875人(80・59%)減だった。前月に引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による航空便減便や外国クルーズ船全便キャンセルなどの影響が要因と見られる。前年割れは今年1月から6カ月連続となっている。

 6月の入域観光客はすべて空路によるもので、海路はゼロだった。前年の入域観光客数は10万9034人で空路が6万1565人、海路が4万7469人だった。今年は新型コロナの感染者数が増え始めた2月から減少が顕著になっている。2月は30%減、3月は48%減、4月は88%減、5月は93%減まで落ち込んだ。6月は下旬に緊急事態宣言が解除され、移動自粛要請が緩和されたことから、やや改善した。

 海路のクルーズ船は2月以降、ほぼすべての寄港がキャンセルとなっており、6月もゼロだった。

 一方、空路は4月下旬から運休となっていた本土直行便が、6月5日の全日本空輸(ANA)の羽田ー宮古線を皮切りに、日本トランスオーシャン航空(JTA)は同18日の宮古発の羽田線から、ジェットスター・ジャパンも成田-下地島線を19日から再開した。

 観光関係者は「徐々に戻っていくと思う。航空便の予約も7月はかなり戻っているようだ。しかし急激に増えると感染症が心配だ。十分な対策を取っていかなければならない」と気を引き締めた。


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