05/04
2024
Sat
旧暦:3月26日 仏滅 戊 
政治・行政
2020年7月29日(水)9:00

国が宮古広域公園を認可

事業費74億円見込む/下地与那覇で県計画

 県が下地与那覇で計画している宮古広域公園(仮称)がこのほど、事業認可され、官報で告示された。総事業費は74億円を見込んでおり、国から2分の1の補助を受ける。事業を所管する県宮古土木事務所は、2020年度中に用地取得に向けて調査測量を実施。公募設置管理制度(Park-PFI)の導入を視野に入れ、民間事業者の意向把握調査支援などを行う公園公募設置等指針検討業務の発注も予定している。

 同公園は前浜ビーチとその背後地に50・2㌶を整備する計画で、エントランス▽観光・レクリエーション▽健康・スポーツ▽海辺の森保全・活用▽海浜保全・活用-などのゾーンに分かれている。

 多目的広場(約4万4000平方㍍)や大芝生広場(約2万4000平方㍍)、宮古馬牧場(約5300平方㍍)、キャンプ場(約1万5000平方㍍)などの施設を備え、ビーチハウスやマリンハウスは民間活力の導入を検討する。

 工事は2期に分かれおり、21年度から26年度までの第1期工事でエントランスゾーンや観光・レクリエーションゾーン、海辺の森保全・活用ゾーンを公園西側に施工。28年度から32年度の第2期工事で健康・スポーツゾーン、海辺の森強化ゾーンなどを整備する。

 同公園は海と海辺を生かした「ミャークヌ・オー・イム・パーク(宮古の青い海公園)」をテーマに、美しい海辺の景観や自然を守り育てることや、多様なレクリエーションの提供、海と結び付いた生活や遊びを体験できる公園を目標像としている。

 基本方針には、自然環境の保全、創出や多彩なイベント、スポーツコンベンションの活用への対応、地域の振興に寄与する公園づくりなどを掲げている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月3日(金)9:00
9:00

各施設で子供無料、半額 大型連休きょうから後半

児童福祉週間 きょう3日から大型連休の後半がスタートする。6日まで4連休となり、各空港は混雑するほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れらでにぎわいそうだ。 厚生労働省では、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に毎…

2024年5月3日(金)9:00
9:00

大輪の花で歓迎/観光客の撮影スポットに

下地のヒマワリ 国道390号の与那覇湾上地護岸沿いに植えられたヒマワリの花が咲き誇り、通りを行き来する観光客の目を楽しませている。初夏の青空が広がった1日午後、心地よい風に揺れる黄色の大輪の花に誘われて、多くの観光客がヒマワリと一緒に記念撮影をする光景が広がっ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!