12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
教育・文化
2020年8月25日(火)9:00

中止か延期か、開催か/選択肢で悩む学校

感染リスク回避が課題/小、中、高運動会


新型コロナウイルス感染防止のため各校とも運動会開催について苦慮している(写真は昨年の運動会の様子)

新型コロナウイルス感染防止のため各校とも運動会開催について苦慮している(写真は昨年の運動会の様子)

 新型コロナウイルス感染症の影響を受け、各小、中、高校では運動会を中止、延期、開催するかで頭を悩まさせている。運動会は年間の最大行事の一つだが、保護者らが大勢集まることから感染リスクが高まると懸念されている。学校側は子供たちが楽しみにしているだけに、中止は回避したいところ。決断が迫られている中、規模の縮小や内容の変更など開催に向けアイデアをひねっている学校もある。

 開催を予定しているある学校の校長は「時間を短縮したり、プログラムを工夫したりして開催する方向で進めている。密にならないように距離を取ってのダンスなどを行う予定」と話した。

 中止を決めた平良地区の学校長は「職員と話し合い、安全を最優先するために開催しないことを決めた。子供たちの心の成長やエネルギーの発散を考え、運動会の形を変えた催しを開催したいと考えている」と述べた。

 別の学校の校長は「1カ月前までは開催するつもりでいたが、宮古でも感染者が出たこともあり、簡単に『はい、開催します』と手を挙げるわけにはいかない」と苦しい胸の内を話した。現時点では開催するかどうかは決まっていないという「今の状況では保護者も(開催には)納得しないのではないか」と語った。

 平良に住む小学生の保護者の1人は「仕事のシフトがあるので開催か中止か早く決めてほしい。子どもにはかわいそうだが、こういう状況なので中止でも仕方ないと思う」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!