12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
社会・全般
2020年9月18日(金)8:59

波平さん 優秀勤労者で県知事賞/県障がい者雇用表彰式

「努力賞」に洲鎌、立津さん/優良事業所は住宅情報センター

 【那覇支社】2020年度県障がい者雇用優良事業所等表彰式が17日、那覇市の県産業支援センターで開催され、宮古島市からカトリック福祉会みつば保育園の波平徳江さんが優秀勤労者として県知事賞を受賞した。高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長努力賞表彰では、優良事業所に住宅情報センター(佐和田功社長)、優秀勤労者にはサンエー宮古衣料品館の洲鎌愛華さん、にこにこサービスの立津ゆかりさんが、それぞれ選ばれた。

 県知事賞の波平さんは、2002年に入社して、現在は乳幼児クラスの保育助手として勤務し、日ごろから努力を重ね仕事に取り組む姿勢や誠実な勤務態度が他の模範となっており、今回の受賞となった。

 また、表彰式に出席した同機構理事長努力賞の佐和田社長は「表彰されて、とてもうれしい。10年前から障がい者を雇用し、現在は3人が事務や管理アパートの点検・清掃などで一生懸命に働いている。今後も障がい者の雇用を増やしていきたい」と話した。

 県知事賞を受けた波平さんは「ほかの先生たちのおかげ。ありがとうございます。子供たちが好きなので今後も仕事を頑張りたい」と喜びを語った。

 高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長努力賞の洲鎌さんは「サンエーに入社して15年。表彰は店長や従業員の皆さんのおかげで、すごくうれしく思う。今後も一生懸命頑張りたい」と笑顔で話した。

 波平さんと洲鎌さん、立津さんは、会場からのネット同時中継を利用したオンラインでの参加となった。障がい者就業・生活支援センターみやこには、波平さんと洲鎌さんの家族や関係者が集まって、表彰式の様子を見守った。2人の名前が呼ばれると、温かな拍手が送られた。

 県では毎年、9月の「障がい者雇用支援月間」に合わせ、県内で積極的に障がい者を雇用した事業所や、模範的な職業人として長期勤続している障がい者をたたえ表彰している。

 主催者あいさつで、嘉数登商工労働部長(城辺長間出身)は「障がい者が能力と適性に応じた雇用の機会を得て、社会の一員として職業生活において能力を発揮することは、自立と社会参加のため非常に重要」と述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!