12/16
2025
Tue
旧暦:10月26日 大安 戊 
教育・文化 産業・経済
2020年11月21日(土)8:58

開発商品を販売/「結マーケット」展開

伊良部島小中8年生


生徒たちが自ら収穫したイモを活用したオリジナル商品を販売し、大盛況となった「結マーケット」=20日、伊良部漁協駐車場

生徒たちが自ら収穫したイモを活用したオリジナル商品を販売し、大盛況となった「結マーケット」=20日、伊良部漁協駐車場

 伊良部島小学校・中学校8年生が「島の発展をめざし、起業家魂を育てる~宮古イモの6次産業化への実践を通して~」をテーマに取り組んでいる学習の一環で、生徒たちがオリジナルレシピで考案した商品を販売する「結マーケット」が20日、伊良部漁協駐車場で行われた。

 販売開始前から会場は長蛇の列となり、用意した商品は一気に売れ、20分程度で完売するブースもあるなど大盛況となった。

 今回は、学校近くの畑で生徒たちが収穫したサツマイモ、紅イモ、紫イモを活用してオリジナルレシピを考案。その商品を安価で販売した。

 大量に購入した40代の女性は「子供たちが手作りした商品はみんなおいしそうだったので、たくさん買った。これから家でみんなと食べたい」と笑顔で話した。

 一気に商品が売れていく中で、生徒からは「売れ行きは想像以上。みんなが喜んでくれているのでうれしい」との感想が聞かれた。

 また、販売前には伊良部漁協と同校との事業パートナーシップの協定締結式も行われた。

 この締結により、6次産業化に向け挑戦する生徒たちと同漁協が連携して商品加工や製造施設の利用、人材支援などの取り組みを展開していくとしている。

 この取り組みは、地元の資源を活用し、地域の人たちの協力を得ながら課題解決を学び、それが地域の発展や活性化につながることを実感するとともに、将来に目を向ける「キャリア発達」の形成を目的としている。

 今回は、38人の生徒が6班に分かれて会社を設立。「栽培から販売まで」の6次産業の工程を体験的に学んでいる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!