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社会・全般
2020年12月10日(木)8:58

新たに1羽飛来/コウノトリ

伊良部滞在2羽に


今回飛来したコウノトリ(手前)と滞在を続けているコウノトリ=9日、伊良部(編集部・伊良波彌撮影)

今回飛来したコウノトリ(手前)と滞在を続けているコウノトリ=9日、伊良部(編集部・伊良波彌撮影)

 伊良部で滞在を続けている国特別天然記念物のコウノトリ(コウノトリ科)雄の滞在地に、新たに1羽のコウノトリ雄が飛来し、合流していることが9日、佐和田地域の農業用貯水池で確認された。

 兵庫県で人工ふ化され、巣立ったコウノトリが飛来。県内で合流するのは今回が初めてとされる。伊良部が日本の南限の滞在地で、これまでの1羽記録が2羽記録に更新された。

 新たに飛来したコウノトリ雄は、兵庫県潮来市で今年6月20日に巣立った。名前は清流。カラーリング(色足輪)の識別番号はJ0291。

 滞在中のコウノトリ雄は、兵庫県豊岡市が古里で今年7歳。識別番号はJ0067。名前は佐和田幸田。滞在期間は2年余り。

 長浜邦雄さん(71)=平良=が9日午前9時すぎ、2羽の合流を見つけた。

 長浜さんは「2羽の合流を初めて観察し、感無量です」と興奮気味に語った。

 その上で「鹿児島県にコウノトリの雌4羽が滞在しているという情報がある。こちらに雌が飛来するのを期待している」と話した。

 佐和田自治会の川満光則会長は「近いうちに2羽を観察したい。観察を通して心身が癒やされる」と強調した。 


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