05/08
2024
Wed
旧暦:4月1日 仏滅 壬 
社会・全般
2021年1月28日(木)8:59

小中きょうから一斉休校/コロナ感染者急増で

来月7日まで「健康と安全第一」/市教委


会見を開き、一斉休校を発表する中尾職務代理者=27日、市役所

会見を開き、一斉休校を発表する中尾職務代理者=27日、市役所

 新型コロナウイルス感染者の急増を受け、市教育委員会(中尾忠筰教育長職務代理者)は28日から市立の幼・小・中学校を一斉休校させることを決定した。期間は2月7日までをめどとするが、市内の感染状況によっては短縮や延長も検討する。子供たちは不要不急の外出を控え、各家庭では感染症対策を徹底するなどの対応を求めている。臨時休校は昨年3月から5回目。

 市教委は27日に臨時の委員会を開き、休校を決定。市役所で開いた会見で発表した。中尾職務代理者は「苦渋の決断だが、市内の幼児・児童・生徒の健康と安全を第一に考えた結果だ」と理由を述べた。

 26日の市長会見では一斉休校は否定していたが、同日の新規感染者が過去最多を更新したことや、医療現場の逼迫(ひっぱく)を受け、協議の結果、一斉休校に踏み切った。

 保護者には毎日の検温と健康観察を行い、発熱やせきなどの症状がある場合は、学校や市の新型コロナ電話相談室に連絡することを呼び掛けた。

 医療従事者であるなど保護者に特別な事情がある場合は、通学している学校に相談すれば子供たちを受け入れる。

 休校期間の判断基準については、具体的な数字を決めてはいない。校内での感染者数や濃厚接触者数、市全体の感染者数を鑑みて、再度委員会を開き、決定する。

 市教委の決定を受け、座喜味一幸市長は「命の安全が最も大事。教育委員会の判断は意を共通するものがある。保護者には負担を掛けるが協力をお願いしたい」と述べた。また、県立高校の休校については「担当課と相談しながら休校を要請する方向で調整したい」と前向きな姿勢を見せた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!