12/15
2025
Mon
旧暦:10月26日 大安 戊 
社会・全般
2021年4月21日(水)9:00

「市として危機感」/「まん延防止」の検討を

県に、コロナ急拡大受け/座喜味市長


新型コロナの感染拡大を受け市民に感染防止対策の徹底を促す座喜味市長=20日、市役所

新型コロナの感染拡大を受け市民に感染防止対策の徹底を促す座喜味市長=20日、市役所

 宮古島市における新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、座喜味一幸市長は20日の会見で、改めて市民に感染防止対策を徹底するよう呼び掛けた。対象外となっているまん延防止等重点措置の区域指定についても言及。一義的には県コロナ対策本部の判断を注視するとしたが、「市としては危機感を持って対策本部に申し入れてある。議論の対象になっているものと理解をしている」と述べた。

 市内の感染急拡大について座喜味市長は「大変厳しい状況にある」とし、広く市民に感染防止対策の徹底を要請。不要不急および午後8時以降の外出の自粛を求めた。今は島外への往来も控えるよう促した。

 飲食を介した感染の兆候が見られるとし、「友人をはじめ、職場や地域における飲食等については自粛するなど感染防止に協力をお願いしたい」と述べた。

 市以外の居住者の陽性確認もあるとし、脆弱(ぜいじゃく)な医療体制を挙げながら「島外からの不要不急の渡航は自粛していただくようお願いする」などと話した。渡航する場合は出発地や那覇空港でPCR検査を受けるよう求めた。

 最後に市民に対し、「県内では感染力の強い変異株も検出されている」と強調しながら感染防止対策を徹底するよう呼び掛けた。

 まん延防止措置については報道陣との質疑の中で言及した。現状、県はまん延防止重点地域だが、宮古島市は同重点措置の対象区域に指定されていない。これに座喜味市長は「指定というものの、いよいよ対象としてしっかり議論してくれということは対策本部にも申し上げている。市として感染急拡大については危機感を持って対策本部に申し入れている」と述べた。

 加えて飲食業やサービス業などを対象にPCR検査を実施するという計画案も示して理解を求めた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!