12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2010年5月3日(月)15:18

「おばぁー忘れないよ!」/孫9人が壁画に思い描く

下地与那覇 友利さん宅
下地字与那覇にある友利勝一さん宅の壁に描かれた色鮮やかな壁画が通りの雰囲気を明るく彩り、訪れる人たちの目を楽しませている。この壁画は、先月24日に他界した勝一さんの母・潔子さんをしのんで孫9人が力を合わせ2日間で仕上げた。

亡き潔子さんにプレゼント
 潔子さんの長女・中山優子さんは「母は孫全員の誕生日やお祝い事をすべて覚えていてかわいがってきた。そんな愛情あふれる母が亡くなった時は孫全員が本当に悲しんでいた。この壁画は孫たちが気持ちを一つにして描いた」と話した。
 先月26日に告別式を終え、9人の孫たちが潔子さんのこれまでの愛情に対する感謝の気持ちを込めて壁画を完成させた。
 東京で美術の専門学校に通う孫の友利沙也香さんが下地を描き、孫全員で色付けした。
 壁画は雲に架かった虹の上を笑顔で歩く子どもたちと、潔子さんが生前大好きだった猫が大きく描かれている。
 また、壁画には孫9人の手形と子ども4人の夫婦の手形。そして潔子さんの夫・武さんの手形の横には「dearきよこおばぁ」とメッセージが書き込まれている。
 子、孫たちにあふれる愛情を注ぎ続けた潔子さん。その思いは子、孫たちにしっかりと伝わり、潔子さんへの「愛情の証」としてこの壁画が誕生した。
 夫の武さんは「お婆が亡くなって寂しいけどこの壁画を見るとうれしくなる」と話し、壁画に向かって「いい孫をたくさん持ったおばあは最高」と親指を立てた。

孫9人が壁画に思い描く

孫9人が壁画に思い描く


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!