04/29
2024
Mon
旧暦:3月21日 大安 癸 
社会・全般
2021年7月1日(木)8:58

子の弱視、早期発見重要/宮古ライオンズクラブ

検査キットで園児の視力検査


2、3歳児を対象にキットを使った視力検査が行われた=30日、はなぞのこどもえん

2、3歳児を対象にキットを使った視力検査が行われた=30日、はなぞのこどもえん

 弱視である子どもを早期発見するため、幼児が遊び感覚で視力検査を行うことができるキットの無料貸し出しを行っている宮古ライオンズクラブ(平戸新也会長)は30日、はなぞのこどもえん(新城久恵園長)の協力を得て同園で園児の視力検査を実施。その様子をマスコミに公開して、検査により弱視を早期に発見する重要性をアピールした。

 検査で使用されたキットは、一般的な視力検査で用いられるC字型のマークをドーナツに見立て、マークの上下左右には動物を描き、C字型マークの開いている方向に描かれている動物を答えるというもの。上下左右で答えることが難しい幼児でも検査が行いやすいという。

 弱視早期発見の重要性について平戸会長は、人間の見る力は6歳くらいまでで成長を終えることから、弱視がある場合はそれまでに発見、治療を行う必要があると説明。「子どもが自分で見えているかいないかを自覚することは難しい。検査で見つけてあげることが大人の責任」と訴える。

 今回、同園では2、3歳児を対象に検査を実施。園児たちはドーナツが開いている方にいる動物を答えて視力を確認した。

 新城園長は「キットを使って検査をすることで、子どもたちの見る力を理解することができるようになった」という。平戸会長は「少しでも多くの子どもたちに明るい未来を届けるためにライオンズクラブは活動をしている。まだ視力検査を実施していない保育園などあれば声を掛けてもらいたい」と呼び掛ける。

 問い合わせは宮古ライオンズクラブ(電話72・9789)まで。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!