ごみもダイエット!/市プラザ棟
重さ量り分別徹底へ/計量器を無料貸し出し
夏休み自由研究にも最適
市クリーンセンタープラザ棟はこのほど、ごみ減量に向けての新しい取り組みをスタートさせた。家庭から出る「燃やせるごみ」の重さを量りながら、資源ごみを取り除き再資源化を増やし減量化につなげる試み。参加する家庭には、ごみ袋の重さを量る計量器を無料で貸し出す。プラザ棟では「子供たちの夏休みの自由研究にも最適」と呼び掛けている。
健康や美容のために、食事の量や種類を制限し体重を減らすダイエットに絡めて「3週間ごみダイエットチャレンジ」と題した。燃やせるごみの日に、ごみの重さを「計測記録紙」に記録しながら、燃やせるごみと資源ごみの分別に取り組む。
企画したプラザ棟の上原みち子さんは「燃やせるごみの中には紙類が多く、生ごみが混じっている場合もある。これらを資源ごみとして取り除けば、燃やせるごみの重量は着実に減らせる」と話す。「3週間、家庭から出るごみを量り記録していけば、自然と分別の習慣が付くのでは」と語った。
取り組みの意義として①資源が無駄に消費されることを防ぐ②焼却炉の負担を減らし安定処理につなげる③最終処分場を一日でも長く使用できる─などを挙げ、ごみ減量に向けた普及・活動がさらに広がることを期待した。
上原さんは「子供たちと一緒に取り組み、夏休みの自由研究のテーマや調べ学習としても活用してほしい」と参加を呼び掛けている。
問い合わせは、市クリーンセンタープラザ棟(電話79・7810)まで。