12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
環境・エコ
2011年2月8日(火)9:00

オニヒトデ864匹を駆除/伊良部「サシバ沖」

きょうも同ポイントで実施


駆除したオニヒトデの数を確認するダイバーたち=7日、平良港下里船溜まり(布干堂)

駆除したオニヒトデの数を確認するダイバーたち=7日、平良港下里船溜まり(布干堂)

 宮古島美ら海連絡協議会(会長・小禄貴英宮古島漁協組合長)主催のオニヒトデ駆除が7日、伊良部島沖のダイビングポイントで行われた。同協議会加盟ショップからスタッフら9人が参加し、1日で864匹ものオニヒトデを駆除した。きょう8日も同じポイントで駆除を予定している。


 「サシバ沖」や「サシバドロップ」などと呼ばれるダイビングポイントで実施されたオニヒトデ駆除は今年で4回目となる。今回は1日で3回のダイビングを行い、計864匹を駆除。今年の累計駆除数は3243匹に上った。もともとはサンゴ礁が豊かなポイントだが、オニヒトデによる食害で多くのサンゴが消滅しているという。

 参加者の1人でダイビングショップ代表を務める佐藤英孝さんは「4回目になるが全く減っていない。昨年も同じポイントで駆除を行ったが今年の方が数は増えている」との感想を語る。最近は同海域だけでなく、下地島沖や宮古本島南岸などでも多くいるとの目撃情報があることから、ほかのポイントでの調査も必要とした上で、「オニヒトデがサンゴを食べるのは自然なことだが、人間のせいで環境が悪化してオニヒトデが増え、サンゴが被害に遭っているのであれば、人間が駆除しなければならないと思う」との考えを示した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!