12/06
2025
Sat
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2021年9月5日(日)8:59

感染不安抱え運動展開へ/新型コロナ

市議選と衆院選迫る/リスク回避 模索する立候補者

 新型コロナウイルスのワクチン接種が進む一方で、感染力の強いデルタ型変異株による感染拡大が深刻化する中、島内では10月の市議会議員選挙に向けた動きが水面下で活発化している。開会中の市議会9月定例会閉会後に一気に加速し、選挙モードに突入する。その後、衆議院選挙も予定されており、選挙選は長期間に及ぶ。今年1月の市長選挙後には感染者数が急増したこともあり、感染拡大に不安の声も出ている。

 市議選は10月17日告示、24日投開票で行われる。

 現職、新人の一騎打ちとなった市長選に比べ、市議選では多くの選挙事務所が設けられ運動が展開される。

 宮古地区医師会の竹井太会長は「市議選の感染リスクは市長選よりも高くなる可能性がある。市選管がしっかり呼び掛けて対策の徹底を求めてほしい。できれば、その対策をチェックすることも必要」と話した。

 市議選に立候補予定の男性(新人)は「密を避けるために集まることはできないので、電話やラインなどのSNSを使った情報発信が中心になると思う。私たち新人は、名前と顔を知ってもらう必要があるので、積極的に街頭に立ってアピールしたい」と話した。

 中堅の現職市議は「これまで通りの選挙戦は無理だと思う。事務所は開設しても、事務所開きや出陣式など人を集めてやるような運動は難しい。告示後はできるだけ人と接触する機会を減らしながらも、選挙カーで政策を訴えていきたい」と語った。

 選挙運動によって、地域全体に感染が拡大する懸念もあるが、候補者本人が選挙期間中に感染したり、濃厚接触者になると一気に運動が停滞してしまうことから、感染リスクを極力抑えた運動が必須となる。

 竹井会長は「立候補する本人も陣営も、コロナ対策を徹底して運動することを当たり前にしてほしい。まずはそれを有権者に示して選挙活動はしてほしい」と述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!