宮古島税務署はこのほど、２００９年分の管内の所得税、消費税および贈与税の確定申告状況をまとめた。同年分の納税額は３億５３００万円となり、前年の４億７９００万円よりも１億２６００万円（26・３％）減少となった。
　
　申告所得税における確定申告書提出人員は４８６６人となり、前年よりも１８８人増加。そのうちｅ－Ｔａｘの利用者は２７６８人で利用率は56・９％、前年比で13・８ポイント増となっている。
　納税者数は１４３５人で前年の１３３１人よりも１０４人（７・８％）増加した。
　所得額は58億４８００万円で、前年の28億４００万円よりも４４００万円（０・８％）増加となった。
　還付申告者数は２０３０人となり、前年の１９１４人よりも６・１％増えた。
　
　個人事業者の消費税は申告件数が前年比１％増の６２２件。納税額は前年の１億９３００万円から８・６％増えて２億１０００万円となった。
　同税務署ではｅ－Ｔａｘによる確定申告に力を入れ、確定申告期間中は同署２階にパソコンを前年よりも１台増やし12台を設置して職員が指導しながらＩＴを活用した確定申告を実施した。
　
　なお沖縄国税事務所がまとめた県全体の所得税の確定申告提出は前年比０・３％増の16万５２９人となり、８年連続過去最高を更新した。
　納税者数は１・３％増の５万９５０４人。所得金額は２・２％減の２８２８億７１００万円。納税額も５・４％減の２０４億８００万円となった。