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社会・全般
2011年2月15日(火)23:25

昔の遊びに挑戦(行雲流水)

 緋寒桜がピンクに満開、春の訪れを感じさせる。幼稚園からは「思い出のアルバム」の歌声が聞こえてくる。♪「─もうすぐみんなは一年生」


▼希望を胸に小学校に入学、1年生になると、初めて真新しい教科書を手にする。その中の1冊、生活科の教科書『しょうがっこう せいかつ』(学校図書)に、地域のおじいちゃん、おばあちゃんの指導を受けて「昔遊びに挑戦する」宮古の子どもたちの様子が、見開き2ページにわたって紹介されている

▼平一小学校の宮国和美先生が『生活科教室』誌に発表した「私の学校の生活科の特色~開かれた学校づくりを通して~」に紹介された地域ぐるみの優れた実践が出版社の目にとまり、取材を経て、教科書に掲載されることになったものである

▼おばあちゃんと「あやとり」や「お手玉」を楽しむ女の子。疲れた後の肩たたきがほほ笑ましい。男の子はおじいちゃんから輪まわしや宮古ゴマのまわし方を教わっている。草笛を吹きながら「けん玉」を操るすごさに目を見張る子どもたち。懸命にまねる子どもたち

▼おじいちゃんが作った宮古凧には雄飛、航大、隼也の孫の名から1字ずつ取った飛、航、隼の文字が大きく書かれている。高く飛翔、大成する願いが込められているのだろう

▼子どもたちの真剣なまなざしと、おじいちゃん、おばあちゃんたちのうれしそうな面持ちが印象深い。世代を越えて人と触れ合う喜びと、工夫して遊ぶことの楽しさを全国の友達と分かち合うことになる。素晴らしいことだ。


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