05/03
2024
Fri
旧暦:3月24日 友引 丙 
教育・文化 社会・全般
2011年3月4日(金)9:00

「里帰り」で再会喜ぶ/農家民泊

卒業生らが宮国さん宅を訪問


1年ぶりの再会を喜ぶ宮国さん夫婦と卒業生たち=2日、城辺の宮国さん宅

1年ぶりの再会を喜ぶ宮国さん夫婦と卒業生たち=2日、城辺の宮国さん宅

 「ここに来ると落ち着くんです」―。2008年、修学旅行で宮古に訪れた大阪府在住の卒業生たちが、「里帰り」と称して当時民泊でお世話になった宮国恵信さん(78)=城辺下里添=宅を訪問している。卒業生も、宮国さん夫婦も「私たちは家族同然」と再会を喜び合っている。


 宮国さん宅を再び訪問したのは福田恵理さん(20)、永山玲那さん(同)、勝野明穂さん(19)の3人。今月1日に来島、3泊4日の日程で訪れ、宿泊はいずれも宮国さん宅。
 2日には宮国さんのサトウキビ畑で収穫作業を手伝った。卒業生たちは「大切なおじいとおばあに楽をさせてあげたかった」と笑顔を見せながら話した。


 食事も日中のドライブも宮国さん夫婦と同じ時間を過ごす。「自分たちだけで遊ぶよりすごく楽しい」と民泊で結ばれた宮国さん夫婦との絆を強調した。
 卒業生たちは08年以降、毎年来島して宮国さん夫婦と交流。福田さんは「電話で話すよりも直接会った方が安心するし、とても楽しいんです」と笑顔。永山さんは「ここに来ればたくさん元気をもらえるんです」、勝野さんは「ここに来るのが毎年の楽しみ。自分たちで遊ぶよりもずっと楽しいんです」と来島理由を話した。


 恵信さんは「1日に宮古に来ると聞いて待ち遠しかった。この子たちは高校生のときと何も変わらない。私たちにとってはかわいい孫と同じ」と喜ぶ。妻の良子さん(73)は「帰ってきた時は飛んで踊りたい気持ちだった。自分の孫を迎える時と同じ気持ち。私にとっては本当の孫です」と再会の喜びを表現した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!