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スポーツ
2021年10月31日(日)9:00

北男子が5年ぶり優勝/中学駅伝

女子は西辺、連覇達成

 

喜びを爆発させゴールテープを切る西辺女子のアンカー花城唯=30日、上野陸上競技場前

喜びを爆発させゴールテープを切る西辺女子のアンカー花城唯=30日、上野陸上競技場前

ガッツポーズでゴールする北男子のアンカー砂川豪毅=30日、上野陸上競技場前

ガッツポーズでゴールする北男子のアンカー砂川豪毅=30日、上野陸上競技場前

男子第51回、女子第38回全宮古中学校駅伝競走大会(主催・宮古中学校体育連盟)が30日、上野陸上競技場付設周回コースで行われた。男子は北が5年ぶり10回目、女子は西辺が2連覇で7回目の栄冠を手にした。大会は男子6区間20㌔、女子5区間12㌔で争われた。

男子は北が1区で久松とのデットヒートの末、平良英達がトップでたすきをつなぐと後続の選手も力走を見せた。6区間中5区間で1位という快走を披露。2位以下を大きく引き離し、独走状態でアンカーの砂川豪毅がゴールテープを切った。

主将の平良英達(3年)は「予想していたタイムで走れたことが良い結果につながった。県大会のレベルは把握していないが、各自がベストの走りを見せ、15位以内を目指したい」と語った。

新里和茂監督は「6人中4人が自己ベストのタイムで走り、好タイムでフィニッシュできた。キャプテンの平良が普段の練習から一生懸命に取り組み、みんなを引っ張ってくれた」と勝因を述べた。

一方、女子は1区の花城葵が久松に続いて2位でたすきをつなぐと、2区の花城未来が久松をかわしてトップに立った。その後も各選手が安定した走りを見せ、最終区間まで先頭を譲らず前評判通りの強さを発揮して優勝した。

主将の花城唯(3年)は「とてもうれしい。まだ全体的に最初の1㌔の走りが良くないので、県大会までに修正したい。最終区間までにみんなが差を広げてくれたので気持ち良く走れた」と笑顔で話した。

徳嶺浩明監督は「2連覇は予想していたが、選手はタイムに納得していないだろう。控えの選手も良い持ちタイムなので、県大会はメンバーが代わる可能性もある。チーム内の競争が激しくなる」と語り、気を引き締めた。

男子は、北、久松、平良、上野が、女子は西辺、久松、平良、上野が県大会出場権を獲得した。県大会は11月20日に沖縄本島の島尻地区で開催される。

大会には男女ともに10チームが出場した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、無観客で行われた。


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