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教育・文化
2021年12月5日(日)8:59

地元入学枠、30人確保/宝塚医療大観光学部

城辺キャンパス開設へ説明会

 

説明会で参加した地域住民らにあいさつする廣田教授(中央奥)=3日、城辺公民館

説明会で参加した地域住民らにあいさつする廣田教授(中央奥)=3日、城辺公民館

2023年4月に旧城辺中学校へ、新設する観光学部(構想中)の大学1年生用キャンパスを開設する予定の宝塚医療大学(兵庫県)が3日、同学部についての説明会を城辺公民館で開催。予定入学定員100人に対し、30人の地元枠を確保する予定であることや、キャンパス内に地域連携施設を設置する方針などが紹介された。

説明会には地域住民ら約40人が参加した。新設される学部の学部長予定者である廣田佳彦教授があいさつに立ち「1年間だが100人がこちらでお世話になる。ぜひ宮古の皆さんと一緒に新しい学部を作っていき、共に学生を育てていただきたい」と呼び掛けた。

同学部の概要については、同大学の亀井信明顧問が説明。入学定員100人のうち地元枠30人、留学生30人を予定していることや、原則全寮制だが宮古島出身者はその対象外とすること、英語や情報通信技術(ICT)、コミュニケーション能力、観光の専門家としての実践的能力の育成などに力を入れて取り組む考えを示した。

地域連携にも力を入れて取り組む方針も示し、島民が受講できる地域開放科目の設定や地域イベントへの学生の参加、地域住民と学生、教職員の交流の場となる地域連携施設をキャンパス内に設置する予定であることなどを紹介した。

市立図書館城辺分館を大学図書館として活用する予定であることも説明した上で、地域住民には従来通り活用してもらう考えを伝えた。


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