05/09
2024
Thu
旧暦:4月1日 仏滅 壬 
社会・全般
2021年12月28日(火)8:59

全乗務員にPCR検査/宮古タクシー組合

「利用者に安心安全提供」/車内に検査済証掲示へ

 

全乗務員にPCR検査を呼び掛ける下地代表理事(中央)。右は新山事務局長=27日、宮古タクシー事業協同組合

全乗務員にPCR検査を呼び掛ける下地代表理事(中央)。右は新山事務局長=27日、宮古タクシー事業協同組合

新型コロナウイルス感染症対策で宮古タクシー事業協同組合(下地隆之代表理事)は25日から、約250人いる島内の乗務員全員に対し無料のPCR検査を実施し、検査済証をタクシー車内に掲示する取り組みを始めた。下地代表理事は「不特定多数が利用するタクシーなので、検査済みを証明することで、お客さんに安心安全に利用してもらえる」とアピールした。

PCR検査は高輪アイランドクリニックグループが平良西原(福山)に開設した宮古島PCR検査センター(旧真喜屋精神科敷地内)で、県と市の補助事業を活用して無料で行う。

検査は少量の唾液を採取して行い、午後1時ごろまでに受け付ければ、当日中に結果が出る。検査結果を証明するカードを発行し、車内に掲示する。高輪アイランドクリニックの新山広明事務局長は「年末年始を迎えている。無料なので積極的に活用してほしい」と呼び掛けた。

新型コロナの影響が出る前は、島内14社のタクシー乗務員は350人ほどいたが、現在は約250人に減少しているという。

下地代表理事は「宮古では2カ月近く陽性者の確認がなく、市民の日常生活にも安心感が広がりつつある。しかしオミクロン株が県内でも猛威を振るっており、いずれ宮古島にも入ってくることが予測される。県内ではタクシー乗務員が感染源になったという例はないが、陰性証明を掲示することで、利用者に安全安心を届けることができる。観光客に対しても宮古島が受け入れ態勢を整えているというメッセージにもなる」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!