12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2011年3月15日(火)9:00

県、今月中に本格調査/城辺下北のキビ畑陥没

職員らがキビ刈り支援


陥没カ所の周辺のキビを刈る県の職員ら=14日、城辺下北のほ場

陥没カ所の周辺のキビを刈る県の職員ら=14日、城辺下北のほ場

 城辺下北のサトウキビ畑の一部が陥没した問題で、宮古農林水産振興センター農林水産整備課は14日、今月中に本格的な調査を行うことを決めた。同課では「周辺の表土を全部取り除いて調べる」としており、同日は調査の事前準備として刈り残されているキビを関係者で刈り取った。


 この日のキビ刈り作業は、調査および安全面から機械刈りができない畑の所有者への支援を兼ねて実施した。同課から約30人、宮古島市から10人、土地改良区から2人が参加して対応。参加者は陥没した穴の深さに驚きながら作業に精を出した。

 陥没カ所を確認した農林水産整備課の担当者は「なぜこのような穴ができたのか現段階では分からない」としながらも地下に浸透した水の影響を示唆。この畑の整備事業は県営で実施され、整備完了から20年近くが経過している。この間、水の影響を受けて内部が少しずつ浸食されて大きな穴を形成したとする可能性を指摘した。

 同課は、今月中に重機を使用して陥没した穴の周辺を掘り起こして調査する方針。危険回避の面から、付近住民に対しては現場に近付かないよう注意を呼び掛けている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!