社会・全般
2022年1月12日(水)9:00
一般外来休止始まる/宮古病院
コロナ感染拡大で
県立宮古病院(本永英治院長)は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、11日から一般外来診療を休止した。期間は当面の間となっている。一般外来診療休止は島内で爆発的に感染者が増加した8月以来となる。
休止期間中の診療は原則として電話診療を実施。対象者には事前に同病院から連絡する。外来化学療法、注射、透析および妊婦健診など、来院による診療が必要な患者については通常通り診療する。救急についても通常通り診療する。
同病院では4日から6日までに職員5人が新型コロナウイルスに感染。7日までに職員42人が出勤できない状況となっている。また、一般入院患者も増加しており、今後新型コロナウイルス感染症による入院患者の増加に対応できる診療態勢を確保するための休診となっている。
6日に会見した本永院長は「一般外来を全面的に休止して、必要な患者を診ていくようにしたい」と語った。