12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
社会・全般
2022年3月12日(土)8:59

届け歌声被災地へ/「フロイデ」伊良部でセレモニー

追悼と復興願い込め/東日本大震災から11年

 

「花は咲く」などを合唱する参加者ら=11日、てぃだの郷

「花は咲く」などを合唱する参加者ら=11日、てぃだの郷

東日本大震災の追悼セレモニー「第11回ストリートピアノでつなぐ祈りのハーモニー」が11日、伊良部のホテルで開かれた。宮古フロイデ合唱団の団員らが美しい歌声を響かせ、犠牲者の冥福と一日も早い復興を願った。今年は発生から11年目となる。

同セレモニーは、毎年全国の複数地域で同時開催されており、今年は11道府県19会場で実施した。昨年は全国13会場で計1003人が参加した。

集まった参加者は、東日本大震災が発生した午後2時46分、被災地の方角に向かって1分間の黙とうをささげた。その後、ピアノ伴奏に合わせ「ふるさと」と、復興支援ソングの「花は咲く」を被災地への思いを込めて歌った。

新型コロナウイルスの感染予防の観点から、今年は参加人数を制限して実施された。参加者らはマスクを着用したまま合唱した。

主催者を代表して、ホテルてぃだの郷の猪子立子代表は「コロナ禍ではあるが、欠かすことができないと思い、必要最小限で実施することとなった。みんなで犠牲者の冥福を祈り、歌声を届けよう」と述べた。

セレモニーでは、宮古と石垣で大きな被害を出した明和の大津波が、1771年の4月24日(旧暦3月10日)に発生したことを紹介し、佐和田の浜に向かって黙とうをささげた。

被災地にストリートピアノを贈るための募金箱も設置された。募金でこれまでに4台のピアノが東北に届けられている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!