12/15
2025
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
社会・全般
2011年4月5日(火)9:00

復興へ、支援の輪広がる/ゆいま~るバザー

売上金を被災者へ


東日本大震災被災者支援を目的に開催されたバザー=3日、荷川取漁港内ステージ広場

東日本大震災被災者支援を目的に開催されたバザー=3日、荷川取漁港内ステージ広場

 東日本大震災被災者への義援金を募るためのチャリティーバザー「ゆいま~るバザー」が3日午前10時から午後6時まで、荷川取漁港内ステージ広場で開かれた。家庭で使わなくなったものやハンドメード商品、開催趣旨に賛同した個人や事業所から寄せられたさまざまな商品が販売された。


 このチャリティーバザーは、販売収益だけでなく売上金の全額を義援金として寄付することを目的に開催された。企画をしたのは、被災地である仙台出身の鴫原啓さんと知人の清家美奈さん。募金だけでなくもっと支援に協力したいとの思いから、多くの人に協力を呼び掛け開催した。鴫原さんは「何かをしたいが、何をしたらいいのか分からないという人は少なくない。バザーであれば買うことが寄付となり、被災者のためになる。大きな額にはならないかもしれないが、少しでも役に立てればと企画した」と開催趣旨を説明した。

 実際の出店者は5組ほどだったが、多くの個人や事業所が洋服やアクセサリー、ポストカードなどの商品を無償で提供した。自宅で使わなくなった洋服や食器などを出品した今井未知さん=平良字西里=は「不要品を捨てるのではなく、使ってくれる人に買ってもらって、それが寄付につながるのなら良いと思い参加した」と語った。

 支援の輪が広がったことについて鴫原さんは「同じ気持ちの人がたくさんいてくれたことをうれしく思う。またやってほしと言ってくれた人もいたので、第2回開催も検討したい」との思いを述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!